寿命賭博の最近のブログ記事

嶋田です。昨日は珍しく当直と重なることなく不在者投票でない形で投票に行くことができました。 先日のフィリピンにおける臓器売買の公認化はまだまだ議論されているところですが、より深刻な臓器売買が行われているであろう国が中国やインドでしょう。 その中国において臓器移植条例が公表された。以下YOMIURI ONLINE(4月7日記事)から引用する。 中国政府は4月7日付の共産党機関紙・人民日報などを通じて、臓器移植にかかわる規定を定めた「人体器官移植条例」を公表した。3月下旬に決定された同規定は「あらゆる形式の臓器売買と関連活動」の禁止を明記し、臓器移植ビジネスの根絶を図る内容になっている。5月1日に施行される。 規定では、臓器移植にかかる費用は、(1)手術費(2)臓器の保存、輸送費(3)薬、検査、消耗品代――に限定した。売買、関連行為があれば、地方政府がその所得を没収し、取引額の8〜10倍の罰金を徴収する。関与した医療機関の責任者は処分される。 本人の同意のない臓器摘出、生前に摘出不同意の意思表示をしていた人の遺体からの摘出、18歳未満からの摘出については刑事責任を問うとした。 一方、患者が移植手術を受ける順序は、「医学的な必要度に応じ、公平、公正、公開の原則を遵守する」と強調、政府が具体的方法を定めるとした。中国ではこれまで、日本人を含む外国人や富裕層が、仲介人や医療機関などに高額の費用を支払い、優先的に移植手術を受けるケースが多数あったとされる。 (引用終わり) つまり国が臓器売買の事実を認めているということです。ここ最近になり中国共産党の汚職が公になってきていますが中国という国はまだまだとんでもないことが隠されているところです。 中国については死刑囚からの臓器摘出だけでなく、カナダの調査団体により「法輪功学習者を対象とした臓器狩り調査(PDF)」(原著;REPORT INTO ALLEGATIONS OF ORGAN HARVESTING OF FALUN GONG PRACTITIONERS IN CHINA)が報告されています。法輪功学習者の臓器狩りに関する記事としてはこちらこちらで紹介されています(リンク先には非常にショッキングな画像もあるためR18指定でお願いします)。 僕自身は医師でありもちろん思うところはありますが、敢えてここでは臓器売買の是非や倫理については論議することはしません。 興味のある方は以下の資料に目を通すことをお勧めします。 「中国における死刑囚からの臓器移植」粟屋剛 著 「臓器売買−インドの事例−」粟屋剛 著 「臓器の移植に関する法律」 「私の腎臓を売ります」宇尾房子 著 「人体部品ビジネス―「臓器」商品化時代の現実」粟屋剛 著 「ヒューマンボディショップ」A.キンブレル 著 「Body Brokers: Inside America's Underground Trade in Human Remains」Annie Cheney 著 「ドナービジネス」一橋 文哉 著   関連記事; フィリピン政府、腎臓売買許可(2007/02/03記事)
嶋田です。 HSBC HKのPowerVantageの口座維持最低限度額が引き上げられたようなので該当される方は気をつけてください(Premierは変更なし)。 You can enjoy the full scale banking services referred to above at no extra charge under your PowerVantage account if you have a Total Relationship Balance of HK$200,000 or above. A below balance fee HK$120 monthly will only be charged if the Total Relationship Balance falls below HK$200,000. (HSBC HKホームページより引用) 現在世界で最もおもしろい(勉強になる)学会がNew Orileansで行われています。ACC(American College of Cardiology)です。 日本からも多くの循環器関連の医師が渡米していることでしょう。僕は今年はお休み。。 国際学会は面白いです。主要国際学会のスケジュールMedical Tribune内でみることができます(一部主要でも載っていないものもあります)。 さて「寿命賭博」とは変なタイトルをつけましたが、そのうち核心に入っていくことでしょう。頭に思い浮かぶ言葉を徒然にタイピングしていきます。一応、定期連載していく予定です(笑)。不適切な言行があるかもしれませんがご容赦ください。 医療をしていると時々、気が付けばEvidence(根拠)なるデータに翻弄されていることがあったりします。ただdataを知っていることは大事です。 そういう意味では国際学会またそこから派生する論文は宝の山です。自分が研究・発表をして世界各地の医療現場で参考にされているなんていうことは非常に喜ばしいことであり、個人としての生きがいにも直結するかもしれません。 医療が担っているものの守備範囲は広く、疾病予防から始まり診断・治療さらにQOL(quality of life)など数多くあります。 例えば生活習慣病(昔は成人病)。高血圧・糖尿病・高脂血症・高尿酸血症など色々ありますが、最近では(概念は昔からありましたが)メタボリックシンドロームという言葉を85歳のおじいさんから発せられるのを聞き少々困惑している次第です。 それだけ健康意識が高まったという解釈が普通なのでしょうが、僕個人には少々違和感があります。 マスメディア(特にテレビ)では非常に多くの健康関連番組が放送され、その一部は「捏造」やら「やらせ」やらで問題視されているようですが、それ以前に本当に有意義な健康番組はどのくらいあるのかという疑問もあります。 すごく偏見なのかもしれませんが、ただ単に「たまねぎで血サラサラ」でいいのでしょうか?僕の母もこのある意味「健康宗教」の信者なのですが。。(別に特定の人・物について言及することは本意とはしません) 僕は「寿命」に強い興味があります。 しかしそれは個人のレベルでは分からない。分かってしまったら人生の面白みも半減してしまうと思われますので分からない方がおそらくいいでしょう。 僕は医師になって数年間、医療はこの「寿命」をも扱っているように思っていました。でも結局、僕がその人に心臓の治療をしても、薬物を処方しても寿命が延びたかどうかは分からないという結論に達します。そもそも元の寿命が分からないのですから(もちろん救命措置は別です)。「寿命」に関して言えば、僕もevidenceというものに翻弄される信者だったというわけです。 色々根拠とする拠り所はあると思いますが、医師は「たぶん」あるいは「多くの場合において」良いだろうと思って治療しているのが現状でしょう。 この事実は患者サイドにとっては、もしかしたら「賭け」になってしまっているのかもしれません。  

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プロフィール:嶋田忠信
PO開発中の医師。比較的若手。医学/金融/工学/小説に強い興味を持ち、人生のすべてをこの4つに投資したいと考え生きている中途な人間である。ブログ創設者Einthoven氏は隠居され、仕方なくBLOG alone。好きな酒はテキーラとシングルモルト、Álvaro Sizaを尊敬し、Vivienne Westwoodを愛用する。当然素数は好きで近々スタンド能力が出現することを確信しているが、とりあえずLDL178だったのでstatin内服に踏み切った。現在ARB/aspirin検討中。現実的には抗酸化能力のあるスタンド希望(弱そうなスタンド名募集中)。

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